終わることに怯えているのは
わたしだけかもしれない
いつも漠然とした
終わりの予感だけを抱えて
終わらせたくない
みんなひとつの夢に向かって
この時期を駆け抜けていこうとしている
少しでも長く
夢への道歩かせたくて
終わりたくない
夢を追いかけている彼らを
いつまでもいつまでも見ていたくて
歓声を背負って走る
彼らをいつまでも追っていたくて
雲が空を流れるように
風が空を流れるように
時間も流れてしまうのだけれど
それでも
少しでも
終わらせたくなくて
終わりたくはなくて